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社会

コロナが変える世界

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新型コロナウイルスことcovid-19が猛威を奮っています。

日本では全国に非常事態宣言が出され自粛ムードですが、5/6までとされている期日になっても特効薬やワクチンが使える状態になっているわけでも、集団免疫がついているわけでもなさそうなので、まだまだ自粛は長引くことが予想されます。自粛はビジネス界に大きな影響を与えていて、特に外食産業、イベント産業、運輸産業などは大打撃です。事業継続が難しい企業も出てくると思います。

一方、コロナという劇薬で働き方改革が一気に進みそうな気配もあります。

これまで当たり前と思われていた「出社する」「膝を突き合わせて話す」「紙と印鑑」ことに社会が疑問を持ち始め、手探りながらもオンライン化やデジタル化などの新しい方法に移行し始めているように感じます。これは裏を返せば、移動のコストを気にしだしたということかと思います。

ヒトが移動すること、モノが移動すること、情報が移動すること。

どれが一番コストは低いでしょうか?間違いなく情報(データ)です。逆に一番大きいコストはヒトの移動です。5Gが普及しだすと、情報の移動コストはさらに下がり、相対的にヒトの移動コストは上がります。間違いなく移動は可能な限りデータ化されていきます。近い将来にヒトの移動はVRオンラインミーティングに代替されていき、モノの移動は3Dプリンタによる再生成に代替されるかもしれません。全然別の技術が出てくるかもしれませんね。

ただ、そうは言っても明日の世界が変わるわけではないので、私たちはもう少し短期的な視点でビジネスを考える必要が出てきています。まずはオンラインミーティングなど、ヒトのオンライン化が優先して進んでいる気がします。ここはネットワークやカメラマイク機材の性能が上がり、さらに成熟していくはず。そうすれば接客もオンラインでストレスなく出来るようになってきますね。

せっかくの社会変化が訪れています。みなさんがこの変化に対応し、新しい世界で生き残れますように。