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仕事

仕事の量と時間の関係。または、貯金が増えない人の特徴。

仕事

人が平等に持つ最も価値のある資産は『時間』です。1日24時間という資産をもとに、人は様々な活動をします。

経済活動に使って金融資産を増やしたり、信頼活動に使って信頼資産を増やしたり、ただただ浪費して無駄にしたり。

多くの人は24時間という資産を仕事の時間に費やしていると思います。で、多くの人はその仕事に追われて『時間がない』『やることが多すぎる』と嘆いています。

原因を他者に求めたい人は「仕事を任せる上司が悪い!」と居酒屋で嘆きますし、自己肯定感が低かったりする人は「能力がない自分が悪い。。」と落ち込んだりします。まぁどちらも一つの要因かもしれませんが、そこには一つの法則があると言われています。それは、

仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する

ということです。

例えば、

  • 多くの仕事は締め切り直前までかかっていませんか?
  • 1時間予定している会議は1時間未満で終わることはなくないですか?
  • チームメンバーが増えたけど思ったほど負担が減らないことはありませんか?

これらは、どれも時間いっぱいまで仕事が増えてしまっているから起きている現象です。ちなみにこれれらはパーキンソンの法則と呼ばれています。

では、どうしたらいいのか?

個人でできることは、その仕事の目的の明確化と細かなスケジューリングです。

その仕事の目的を明確にする

タスクであれば誰が何のために使うものなのか。パワポ資料の装飾が不要になるかもしれませんし、裏付けのための数字の準備は今はいらないかもしれません。会議であれば何を決めるためのものなのか。参加者全員が同じゴールを持てていれば20分前には終わるかもしれません。仕事を終えるトリガーを時間ではなく目的達成にすることで無駄な時間を使わなくなります。

細かなスケジュールを作る

仕事を細かくタスク化して、締切よりも前倒ししたスケジュール内でタスクを割振りして、それを徹底して守ります。先に強引に空き時間を作り出すわけです。メール対応や電話など他のことはやってはいけません。空いた時間は自分のスキルアップのために使います。次に同じタスクが来たらもっと早く終わらすためにはどうすればいいかを考え、そのために使うことで、次回はさらに余裕のあるスケジュールとなるはずです。

 

「仕事が終わらない」と悩んでいる多くの人は、1時間かけても40分かけてもアウトプットは大きく変わりません。そうであれば、その20分は自分への投資に使いましょう。そうすることでさらに効率的に時間が使えるようになるはずです。

 

そして、実はこれは支出と収入の関係にも言えます。

支出の額は、収入の額に達するまで膨張する

こちらも同じでなんのためにお金が必要なのかを明確にして、先に収入の10%を投資や貯金に回すことで徐々に余裕ができそうです。これは「バビロン大富豪の教え」という本にも載っている有名な方法です。

「パーキンソンの法則」も「バビロン大富豪の教え」も詳細は以下読んでみてください。