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目的意識がない人に意識を持たせるためのこと

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イソップ童話「3人のレンガ職人」

目的意識の違いの話が書かれています。

簡単に言うと
・ある人は「レンガ積みに決まっているだろ」と回答し
・ある人は「家族を養うため(または自分の生活をするため)に仕事をしている」と回答し
・ある人は「多くの人の一生の思い出をつくっている」と回答しています。
同じく、こういった意識の違いがある3人がいたとして、同じスキルであれば誰が一番高いパフォーマンスを出すでしょうか?

もちろん一番下の方がハイパーフォーマである確率が高いです。

チームマネジメントに置き換えると、マネージャーはメンバーの意識を高く保つ必要があります。
・接客をしている、と捉えている人はどうやったら早く終わるかを考えて仕事をする
・収入のため、と捉えている人はどうやったら収入が増えるかを考えて仕事をする
・一生の思い出を作っている、と捉えている人はどうやったら2人が幸せになれるかを考えて仕事をする
この違いを理解し、1番目や2番目の人に対して高く意識を持って仕事に取り組んでもらう必要があるのです。会社にとってはもちろん、お客様にとって、もっと言えば自分にとっても重要なのです。

そのために組織としてできることは以下のことです。
・企業は会社の目指す目標や方向性などをビジョンとして明確にする
・社内の勉強会や社内報など、浸透させる機会をつくる
・定期的な面談やアイディア奨励制度など、社員がビジョンに向かって自発的に動けるような仕組みをつくる
・人材の採用要件にビジョンへの共感という項目を設ける

この『組織としてできること』は、みなさんの意識と大きな違いはないと思いますがいかがでしょうか?
やっている/やろうとしている方向は間違ってないはずです。
すぐに成果が出るものではありませんが、愚直に継続していきましょう。