エクセルのお作法
ビジネスにおいて、普段からExcelやスプレッドシートでさまざまなデータを扱われていると思います。
一番使われているビジネスアプリケーションかもしれませんね。
ただ、多くの人が残念な使い方をしています。
※エクセルで議事録作ったり、いわゆるエクセル方眼紙は論外。あくまでも表計算ソフトとして使う場合を想定します。
データは、データサイエンティストやビッグデータという言葉がでてくるくらい大きな価値を持つものになってきました。データドリブンで様々な判断をする機会も増えてきましたし、一次データを組み合わせて、データの価値向上に利用されることも増えてきました。
つまり、有効に使うためには使いやすい形で存在させる必要があります。整理されていなかったり二次利用ができないデータには、それ以上の価値がでないからです。
国も河野さんが行改大臣となり、その重要性が認識され始めました。
その一環として、国としての『表データ 作成の推奨案』が出ていました。
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01toukatsu01_02000186.html
簡単にまとめると
- 1セルには1データ
- 数値データに文字列を含まない
- セルは結合しない
- スペースで体裁を整えない
- 項目名などを省略しない
- 和暦には西暦を併記する
- 空白列などでデータを分断しない
- 1つのシートに複数の表をいれない
などです。
表データを扱う際には上記意識し、作った資料が再利用や二次利用できれば、 その業務がご自身や組織の資産となり、データ分析に関する仕事はどんどん早くなっていきます。